Student Support学生支援・環境

01.履修生の声

対立し合う人間情報学と人工知能の調整を図るために

2年次 ZHANG Haihan

人間と機械との共生が進む中、今や複雑な問題として浮上しているのが、人間は人工知能と共存できるか、いかにして機械と人間との融合性を高めていくか、ということです。私の夢は人間とAIとの均衡点を見出すことです。真実を見極めるための唯一の尺度となるもの、それは実践です。このプロジェクトは自分独自のヒューマンマシンシステムを開発する多くの機会を与えてくれます。 様々なヒューマンマシン開発者と繋がり、互いの考えを活発に交わし合うことで、着実に真実に近づいていくことができます。

多視点から自分のキャリアを考え形成する

2年次 樫原 輝

本プログラムでは情報学だけでなく医学や心理学、ビジネスなどの科目を分野横断的に履修することが出来、知識を習得するだけでなく自分の研究やキャリアについて多視点から考える良い機会となっています。また、本プログラムに所属する学生同士で、授業だけでなく課外活動としてもプロジェクト活動に取り組むことが出来ます。チャンスを見つけ取り組めば、支援頂ける本プログラムの環境は、研究をはじめとして自分のキャリア形成に非常に有意義であると感じます。

情報工学を主軸とする研究による人間理解と社会貢献を目指して

4年次 杉山 太成

高度情報化社会と呼ばれ情報技術の発展が目覚ましい今日、情報学はこれまで以上に広い分野で活用されています。それは人に関する研究においても例外ではなく、私は情報工学を主軸に脳神経科学・認知科学・心理学を組み合わせた分野横断的な研究による、より深い人間理解を目標としています。また学術への貢献だけでなく、リハビリや神経薬理への応用による医療の発展といった社会への貢献も見据えて、現場との共同研究等に積極的に関わりつつ活動しています。

世界で活躍する次世代リーダーを目指して

3年次 桑原 隆志

本プログラムでは,工学・医学・芸術・ビジネスなどの様々な学術領域にまたがる分野横断的な知識や技術,複眼的な俯瞰力,課題の本質を捉える観察力を身につけることができます.また,授業で開発したものを発展させ,学会発表やコンテスト等に参加することでチームでのプロジェクト遂行能力を身につけることもできます.本プログラム修了後は,多角的な視野と幅広い知識を有し,実社会における問題解決の手法を提案・実現することができる次世代のリーダーとして世界で活躍できる人材になりたいと考えています。

バーチャル・リアリティ(VR)に基づく社会革新:VRで社会をエンパワーすること

5年次 ROJAS FERRER Cesar Daniel

私は、バーチャル・リアリティのエキスパートとなり、最先端技術の可能性をさらに高めることで、社会革新に寄与したいと考えています。既成概念にとらわれない思考と、実証済みの科学的方法を融合させて、斬新で効果的なソリューションを社会全体に確実にもたらすことを目指します。

新たな自分を見つける

令和元年度修了生 Xie Chun(謝 淳)

私が本プログラムに入った理由は、多分野横断的な環境の中で自分の専門知識を活かしながら更なる可能性を見つけたかったからです。ここで過ごした三年間では、工学の他に神経科学や芸術など様々な背景を持つ人たちと、グループで行われる演習や議論を通して、幅広い知識を身につけ、自分の中にあるポテンシャルを大幅に高めることができたと思います。本プログラムで得られた知見は、自分の将来により多くの選択肢を与え、創造的で豊かなキャリアを築くことに繋がっていると信じています。