筑波大学 グローバル教育院 エンパワーメント情報学プログラム

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2015/05/22

LAVAL VIRTUAL 2015 : 17th International Conference and Exhibition of Virtual Technologies and Uses(フランス・ラバル)出展報告

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2015年4月8日~12日に、EMP2年次 佐藤 綱祐さん、髙鳥 光さん、西田 惇さんは、フランス・ラバルで開催された、LAVAL VIRTUAL 2015 : 17th International Conference and Exhibition of Virtual Technologies and Usesに作品「CHILDHOOD」が招待展示され、部門賞を受賞しました。今回、フランス会場という国際的な場でありながら大変な活躍を修めた、佐藤さん、髙鳥さん、西田さんから、ヨーロッパ各国より約14,000人来場者があった、本イベントでの招待展示の体験報告・感想をいただきました。

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EMP2年次 佐藤 綱祐 さん

CHILDHOODのReVolutionでのデモ展示では日本における展示と同様、非常に多くの人々にブースを訪れて頂き、また関心を持って頂きました。期間中は1000部用意したパンフレットが足りなくなる程であり、プロフェッショナルから一般市民まで幅広い方々に体験をして頂けました。訪れた人々への説明/やり取りは主に英語で行いましたが、特に週末ではフランス語のみ通じるといった方が非常に多かったため苦労しましたが、現地補助スタッフの方と上手くコミュニケーションを取りながら協力してブース運営を進めることが出来たため、大きなトラブルもなく5日間を遂行することができました。初めての海外でのデモ展示ということで、作品をどのように捉えてもらえるのか、といった点が一番心配なところでしたが、単純に子どもに戻りたいといったエンタメ性だけでなく、子どもの行動、情動の理解を促進するためのツールとして貢献できる、といった部分までしっかりと伝わり、今後の展望に向けて有益な体験が出来たと思います。

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EMP2年次 髙鳥 光 さん

プロジェクト始動時から、自然な身体動作を保存しながら大人の目線を子供の目線に変換する視覚変換機構の設計と実装を担当しています。今回の体験展示では、前回の経験を活かしつつ新たに設計・実装を行った視覚変換機構について、慣れないフランス語での挨拶も織り交ぜつつ解説しました。海を超えて多くの方に成果物を体験していただけた事は、一般への研究成果のアウトリーチとして大変意義のある事だと思います。また特にPROFESSIONAL DAYSの3日間では、商品化の予定は無いのか、どういう顧客を見込んでいるのかといった今後のビジネス展開に関する質問が多く聞かれました。本プロジェクトに限らず、我々の研究とそれを生活に適用していくビジネスとの接続について、これからは積極的に検討していく必要があるのではないかと感じました。今回の展示で戴いた部門賞という評価を糧に、新たに見つかった問題点を修正し、次回6月に開催されるIVR展に臨みたいと思います。

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EMP2年次 西田 惇 さん

Laval Virtualでは1000人を超える来場者に作品を手にとってもらい、企業・大学の研究者をはじめテレビ・新聞などのメディア、そして地元からの参加者に至る多様な人々に体験を提供することができました。私はこれまでの「バーチャルリアリティ」とは一線を画し、人々の自然な身体的動作と知覚系を保存しながらも自らの身体性を本質的に変換する手法を新たに提案してきましたが、今回の出展を通して改めてその妥当性と有用性を確認することができました。

人々のインタラクションの拡張は時に設計者である私たちの想像を超えた結果をもたらす愉快な技術である一方で、身体と記憶との関わりや、身体表象と実像の関係性について多くのインスピレーションを与えてくれる大変興味深いテーマでもあります。今回の国際学会と国際展示会での議論や今後の海外出展を通して、ヒトの身体・認知特性の解明に寄与してゆきたいと思います。

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