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情報処理学会 第79回全国大会 企画セッション「将来の情報学リーダーが創造する新しい価値」において招待講演

内容

2017年3月16日から18日に名古屋大学で開催された情報処理学会第79回全国大会 企画セッション 「将来の情報学リーダーが創造する新しい価値」において本学のリーディング大学院プログラムの取り組みについて招待講演を行いました。

本セッションは、日本学術振興会「博士課程教育リーディングプログラム」複合領域型(情報)に属し、平成25年度に採択された4つのプログラムにおける取り組みと成果を紹介し、将来の情報学リーダーとして期待されるプログラム履修生が創造する新たな経済的価値、学術的価値、 そして政治的価値について言及するものです。

 

講演概要

西田 惇(筑波大学 グローバル教育院 人工知能研究室)本講演では、人の自立を支援し、人々の生活の質を向上させる新しいインタラクションとこれを実現する拡張生体技術について紹介する。運動覚体験の融合に基づく身体性共有とリハビリ支援や、身体性変換に基づく小児の身体性の再現とデザイン支援といった,人々の相互理解を支援するウェ アラブルデバイスについて述べる。エンパワー(Empower)とは人に能力や権限を与えるという意味であり、これまで個人や集団が潜在的な能力を発揮することを可能にする社会を実現しようという社会学的な意味で用いられてきた。ここでは人々の残存機能の最大活用と主体的なインタラクションの保存に着目した新たな情報学を提唱し、その展望について述べる。

 

関連URL

https://www.gakkai-web.net/gakkai/ipsj/79/event/html/event/A-4.html