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エンパワーメント情報学プログラム共催 身体性情報学シンポジウムが開催されました。

エンパワーメント情報学プログラム共催 身体性情報学シンポジウムが開催されました。

2014年8月27日(木)、エンパワーメント情報学プログラム(EMP)が共催する、「平成26年度身体性情報学研究会(委員長 五味裕章 先生(NTT基礎研究所))身体性情報学シンポジウム」が、本学大学会館ホールにて開催されました。

今回の研究会では「神経科学的視点と運動制御的視点からみた身体ダイナミクスと知能」と題して、ロボット工学を基礎に神経科学とリハビリテーションに対するアプローチに関して議論が行われました。神経科学、リハビリテーション、システム工学、ロボット工学などの幅広い分野から約120名に上る聴講者が集まり、そのうちの多くは学外から参加した研究者・学生となりました。

ATR脳情報通信総合研究所のウルグ・バルカン先生、ジュゼッペ・リシ先生からは、人工筋によって駆動された外骨格ロボットの脳波による制御とリハビリテーションへの応用に関する最新の成果を発表いただきました。大阪大学 杉原知道先生からは、ロボットの身体ダイナミックスを利用した歩行制御原理の導出と、人間の歩行メカニズムとの関連に関する最新の成果について解説いただきました。両発表に関して参加者からは多くの質問があり、非常に活発な議論がなされました。

また、EMPからは井澤准教授より、プログラム概要と入試に関する説明が行われ、更に、研究会開催後の情報交換会では、初頭の挨拶にて岩田教授より、改めてEMPの趣旨や入試日程に関して説明が行われ、本プログラムの重要性をお伝えする良い機会になりました。

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